ブックオフなどの古本屋に行くと、今時誰が読むんだろう?というような本がいっぱいあります。
ゲームの攻略本もその一つ。今更スーパーファミコンやセガサターンで出来るゲームの攻略本を使用するような人はいるのでしょうか?
しかし、この攻略本、読み物として意外と面白いんです。今回はサッカーゲームの攻略本を読んで、昔のJリーグを振り返ったり、なんと言いますか理不尽な選手・チームの評価を楽しんでみたいと思います。
さて、読んでみる本ですが、タイトルを見てお分かりの通り「プロサッカークラブをつくろう!」の攻略本です。
「プロサッカークラブをつくろう!」は革新的なハードとして話題を集めたセガサターンのゲームです。ウインドウズのマークが付いたパッケージを鮮明に記憶しています。OSでウインドウズを使用しているのでしょうか。。
僕のような変人ぐらいにしか需要がありませんから、105円という廉価になってます。では、さっそく面白かった部分を紹介していきたいと思います。(※実際にこの本を購入したのは2年前ぐらいです。)
まず目につくのは選手の一覧です。懐かしい選手がズラリと並び、なんとも懐かしい気持ちになります。若手として掲載されている選手は今では大ベテラン、当時ベテランだった選手の中には現在、監督や解説者として活躍している人がいます。その中から理不尽な評価を受けている選手をピックアップしていきたいと思います。
ベルマーレ平塚:中田英寿選手
言わずと知れた世界の中田は驚きのEランク評価です。日本で行われたU-17代表で、高卒ルーキーとしては異例の11球団による獲得合戦が行われた選手です。ルーキーといえどもこの評価は低すぎではと思います。同じ世代の有名選手が軒並みD〜Fであることから、まさかの制作サイドの手抜きという説もあります。
中国FC:アン ウェイホウ選手
当時中国の(アジアの)ゴールキーパーがSランクなんていうことは無いでしょう。盛りすぎです。
しかも、この中国FCのページにあるチーム全体の評が笑えてしまいます。「人口が多いのに選手層が薄いのはなぜ!?」。たしかに、オリンピックのメダル獲得数からすれば疑問も一理ありますが、逆に人口が少ないのにサッカー強国ということもありますので、人口とサッカーの実力はリンクして語れないのかもしれません。
今回は「プロサッカークラブをつくろう!」の攻略本でしたが、他にも何冊かサッカーゲームの攻略本を集めていますので、またの機会に紹介したいと思います。
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