今回はある程度粘度のある液体である油を霧状に噴霧してみる実験をしました。
水のようなサラサラした液体は簡単に霧吹きでもなんでも圧かけて小さな口から出してやれば霧状に飛ぶ、だが粘度があがってくると霧にはならない。歯磨きチューブを瞬間的に思いっきり握りしめ口から円柱状に飛び出す程度だ。
そこで必要となるのは出すべき液体と空気の力で霧化する、この方式を2流体と言う。
逆に液だけとかを一流体式という。
なので今回は2流体式で噴霧
これが噴霧している状況
もっのすごく霧です
細い銀のノズルの先が噴出口で、そこらに液が出る穴1.2ミリ×1本とエア穴2本が開いており原理は出口でそれぞれが衝突している仕組みになっているようだ。拡大の画像を忘れた
これは目一杯エア圧を高めにして吹くと微粒化する仕様にして撮影した時
短くて編集ナシの動画はコチラ
これは少し勢いを絞って扇状に噴霧している状態で、丸型円錐に吹くか扇で吹くかはノズルの先端の選択で変わります。
見難いですが扇状に突出できています。
扇状のうまく写った画像
はっきり言って瞬間的に出るので撮影がなかなかうまく撮れない事のほうが多いので困る。
扇状に出ているのが良く分かる。
ノズルの元にはこんな感じで調整部があります
ホース左上はエアホース・左下液ホース
右側には各量の調整ノズル
上からエア量調整・下に液量調整
下に伸びるのは噴霧ノズルです
調整のダイアル
上から「AIR」「リキッド」と打刻あり
これがコントロールユニット
ユニットにはタイマー・エアのINとOUT
手動のテストスイッチとNC/NOの切り替え付き
タイマーの仕様レンジが結構広い
×10と×1秒レンジがあり
さらに[min]と[sec]が選べる
なので最大10分連続でかけれる仕様
コントロール裏側
とりあえずテスト機なので100Vのケーブル付
もう1本はリミットSWがついておりそいつで制御できる
本体電源も付属あとはエアの入り口がある
これは別形状のノズル
エア入り口が2つと液入り口が1つある
どれもワンタッチ継ぎ手で便利ではある
写真下部の蝶ネジのようなところから出る
上部の何やら大きめのダイヤルで
液量の吐量が調整できる
コイツが液圧タンク
液体は下に下がり上の方の空間部分に
任意の加圧エアを供給し液に圧をかけ
その力で圧送sるようになっている
液は上のフタが外れ入れられるが
その際は残圧を抜いて開ける必要がある
タンクの上部にレギュレターを噛まして
内圧を調整し基本となる液を送る圧を決める
タンク限界はきっとコンマ7くらいだと聞いている
黄色いホースは液が上がるホースでストレナーが入る仕様
この時はこんな感じのツナギで噴霧していた
何かと飛び散ったりするのでダンボールハウスを準備してね
上記の機器などは扶桑精機さんのテスト機で借りられます
この時の対応して頂いたA部さんがとても親切にやってくれたのでどこまでもテストは出来たものの実際には自分が理想とする速度・量が満たされにくい状況だったので長くツラいテストにはなったものの、各機器メーカーさんがデモは出してくれるけれどカナリな部分でフォローしてくれたのはこの人が始めてであったので敬意もかねて今回記事にしてみた。
実際テスト中の現場はなかなか大変でワタワタして楽しかったぞ
何かの参考になればリンクどうぞ
@yousuke_N
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