あけましておめでとうございます
ヨースケです(゚∀゚)=3
年末に当社にあるPM-70というマシンの一部を修理したので
適当にうpって行きます。
「PM-70」って何ぞ?という感じですが
良くある例のウィンナーとかの袋がしばってある例のアレです
もう修理&修理で頑張って使っているんですけど
絶好調な時は最強のマシンで、手放せなくなってる次第ですが
今回はそのマシンの「ブラシ部分のベアリング交換」です。
当然ながら「故障箇所診断」しつつ判別したので修理換装すれば確実な稼働が得られます。
この「故障箇所診断」が適当でかつ、憶測で「たぶんココ治せば直るんでしょ?」みたいな事は
時間も部品もロスであり、さらに治ってないじゃん!となるのはNGですからね。
重要なんです
さて対象箇所のユニットを「ボコン!」と外し作業しやすい環境へ持ってきました。なので本体とかは写してません。やらすくおながいします(・∀・)
今回交換するのはシャフト4本と、それを支持している8本のベアリングなどです
新品パーツ出荷してくれました
ブラシを駆動してるシャフトですけど
ベアリングで支持している部分が磨耗し本来のシャフト径を失ってます。これはきっと軸に対してシャフトエンド側のブラシが重いためと経年劣化ですね。駆動時に振っちゃうのでしょう
上手く移り込みませんでしたが、サークリップの部分もしっかり削れてます。ベアリングのインナーレースの形に綺麗にこすってます。こいつも交換しておきます、このままだと肉が削れて固定できなsくなりますので。
とりあえずブラシ側の交換は完了サークリップも交換。ここまでは余裕
コイツがシャフトを支えているブロックとベアリング。ベアリングは新たに用意したのは防塵性シール性に優れたLLUという品番で選択。あまり値段の差異は少ないので変更。右のがデフォで左のが新たなモノ
そしてベアリングをブロックから取り外すわけだけどコレが大変。今までは専用工具が無かったので裏側から捨てても良いシャフトなんかで叩いて取り去っていたけど、不覚にも手を叩いたりベアリングのアウターレースが残ったりしてしまい余計に時間や費用が掛かったので「不思議な工具」のベアリングプーラー入手!ktkr!
ベアリングプーラーをさすがに入手した。プーラーは2種あるので今回のは内抜き用というタイプ
これで捗るぜ!
特殊工具は正しい使い方をしないと余裕で壊れます。
そしてあまり使い方は明記されて無いものです。こういうのは当たり前過ぎて説明されないものなんでしょうかね。
なので分からない方は無理にされない方がいいと思います。
専用サイズをキチット計測してセットして行きます。まず外のひっかけから
そしたら次にインナーを入れて、安全を確認しながらキチンと工具でセットしてきます。
このセットがいちいち面倒だからと言って手閉めとかすると工具が破断したり余計やっかいな事になります。
めどいから→もっとめんどい事に・・・なるなら最初から確実にが一番効率良いんですよね
次に足もセットしますが、ここもキチンとやりきらないと危険です
こういう工具は加工点にもの凄い力が加わりますので「適当でいいや→バキッ!壊れたwww」みたいなバカは踏んではいけませんね
セットできて安全を確認したら、こういう風にしてベアリングを外して行きますが、その時も常に確認しながら気を抜かずに作業して行きます
こんな感じで少し激しい音と共にベアリングが上がってきます
初めての人はこのベアリングが上がってくる音にビックリされると思います
「ガキッ!ギギンッ!」ってイメージでしょうか
外れたらブロック内部をパーツクリーナーで洗浄して、新しいベアリングが正しく入りそうか?間違った部品を取ってないか良く確認しながら準備します
そして大丈夫そうならベアリングのアウトレースとブロックの内径にグリスをうっすら塗って、インストラーで水平に打ち込んで行きます。これも慣れないと内径を痛めるので難しい作業ですね。特にアルミブロックは弱いので注意
キレイに入ったか?奥まで収まったか?確認しつつインスコして行きます
とりあえずブロックの辺りは出来たの別のシャフト部分もやって行きます
こちらのシャフトもベアリングの内径支持部分が磨耗
別の部分では面白いものが
ひっかけカギスパナを要するとは思いませんでした
バイクなどのサスなども、これで硬さを調整するものもありますね
こっちも同様に外していきます
このベアリングは一番痛んでました。手で回してみても分かるし外観からも黒ずんだ粉末やサビ状の色味をしています
外してみるとこんなに切削粉らしきモノが溜まっています。もちろん外部から侵入できる余力の無い場所です
これが見えたら終わってると睨んでいいですね
これはベアリングを外した後に内部洗浄を行っています
外したりバラしたりした時はキチンときれいにするチャンスであり、なおかつこの作業自体が「故障箇所診断」にもなります。ですので修理した後に前より確実にキレイになってない仕事は、どのジャンルでも手抜きとかレベルの高くない仕事と言えます。車屋でも電気屋でもね
後は組み付けて本体に戻して完了しました。
修理してグリスうpもして動作確認と調整を行い完了
格段に前より静かになりました良いですね(・∀・)
ここまでやれたのは前職の恩師達のおかげだと感謝しています
右も左も分からぬ自分にエンジンO/Hなど教授頂いた事は多岐に渡ります感謝
年末の慌しい中でしたの画像がここまでしか無いのでご了承下さい
ご清聴ありがとうございました(`・ω・´)ゞ
@ヨースケ
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